排尿異常(神経症状を伴う)の漢方治療 千葉県君津市の漢方薬専門薬局
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夜間多尿(憂鬱感を伴う)と坐骨神経痛の漢方治療例/ 実践漢方・佐久間薬局

排尿異常(うつ症状を伴う)・坐骨神経痛

60歳代 女性

症状:

平成19年8月 初来局。

数ヶ月前より 夜間の排尿回数が増え始め、夏にも関わらず3回以上はトイレに起きるそうである。

平素から胃腸虚弱な御婦人で、不眠の傾向があり 病院より睡眠導入剤が処方されている

また、夜間多尿が頻発した頃から、気力がわかない気持ちが沈む という神経症状も強く感じるようになったそうである。

右臀部の痛み坐骨神経痛)も発症されておられる。

当方の「一番治したい症状は?」の問いかけに

夜間多尿坐骨神経痛を軽くして欲しい」と、漢方治療を依頼された。

一通りの問診の後、膀胱部(離した状態で)と、自律神経の反応穴(はんのうけつ)、及び坐骨神経痛の愁訴部を 糸練功(しれんこう)にて解析することに。


糸練功の合数の見かた
症状が重いほど 合数は低く、改善とともに プラス方向へ移動する性質があります
-1.0合が最も悪く、 10.0合が 病的状態における最善の状態)

経過:

初めての相談日
膀胱部の反応、自律神経の反応穴、坐骨神経痛の愁訴部 

自律神経
膀胱部
0.4合 臓腑病 陰証 清心蓮子飲
坐骨神経痛 1.0合 臓腑病 膀胱 陽証 防已黄耆湯合青皮製剤

症状:

夜間の排尿回数(3〜5回)、寝つき(悪い)
気分の沈み(強く感じる)
臀部の痛み(強い)

2ヵ月後
膀胱部の反応、自律神経の反応穴、坐骨神経痛の愁訴部 

自律神経
膀胱部
3.2合 臓腑病 陰証 清心蓮子飲
坐骨神経痛 4.0合 臓腑病 膀胱 陽証 防已黄耆湯合青皮製剤

症状:

夜間の排尿回数(0〜1回)、寝つき(良い)
気分の沈み(あまり感じない)
臀部の痛み(ない)

6ヵ月後
膀胱部の反応、自律神経の反応穴、坐骨神経痛の愁訴部 

自律神経
膀胱部
7.8合 臓腑病 陰証 清心蓮子飲
坐骨神経痛 7.5合 臓腑病 膀胱 陽証 防已黄耆湯合青皮製剤

症状:

夜間の排尿回数(0回)、寝つき(良好)
気分の沈み(なし)
臀部の痛み(なし)

経過は良好だが、症状を自覚しなくなって服用を忘れがち。
    → その後、自ら漢方治療を終了した模様


結語:

当初の夜間多尿も、気持ちが沈むという神経症状も、坐骨神経痛も、順調に回復していました。

患者さんの中には 辛い症状を感じなくなると、「完治した」と思ってしまう方がたまにおられます。

このケースの漢方治療では、糸練功の合数(ごうすう)3.0合を超える頃から、痛みも、神経症状も かなり軽くなります。
5.0合を超えると 症状を自覚しなくなり、「治った」と錯覚する段階になります


しかし、こちらが漢方治療の終了を告げるのは 10.0合 で安定した段階です。
それまでは、完全治癒への仕上げの段階です。
中途で服用を止めてしまうと、再発のリスクを負うことになります。


さて、ここにおける排尿異常神経症状には「清心蓮子飲(せいしんれんしいん)という漢方薬が適応し、

坐骨神経痛臀部痛)には「防已黄耆湯合青皮製剤(ぼういおうぎとうごうせいひせいざい)という漢方薬が著効しました。

一見、簡単に漢方薬を選んでいるように感じるかも知れません。
しかし、漢方薬の闇雲な選び方では患者さんは治せません

なぜなら、漢方薬は患者さんに適合させて効果を発揮します
適合しない漢方薬は効きません。
効かせる絶対条件は、適合性を見極めた漢方薬であることです。

如何にして適合性を見極めるか・・・その方法として、当薬局は 糸練功(しれんこう)という気功技術を採用しています。

排尿異常の場合には膀胱に、神経症状には自律神経の反応穴に、坐骨神経痛の場合には患部に、必ず磁場の乱れ(情報)が生じています。
その情報を漢方的に分析し、適合処方を認識する技術が糸練功です。

ですので、新規の患者さんには じっくり時間をかけて情報を解析します。

そして、
 1.清心蓮子飲(せいしんれんしいん)
 2.防已黄耆湯合青皮製剤(ぼういおうぎとうごうせいひせいざい)
の、2つの適応症を誘導したのです。

・・・証(しょう)とは、・・・の漢方薬が適応する治療ポイントを示します。
・・・の漢方薬で治せるお病気のことです。

つまり、患者さんの症状は「清心蓮子飲と、防已黄耆湯合青皮製剤で治る」確証をつかんだわけです。

適合処方が解れば、後はまじめに漢方薬を服用するだけ・・・。
自然治癒力がめざめ、患者さん御自身の修復作業が始まります。

現実に、患者さんの夜間多尿・神経症状・坐骨神経痛が、軽減・消失したことは、漢方薬が患者さんへピッタリ適合していることの証明です。

「患者さんと漢方薬の適合性を見極めた正確な漢方治療」
当薬局は、糸練功を活用してそれを実践しています。


糸練功の理論を構築し、御教授いただいた木下順一朗先生へ感謝の念に堪えません。


必要となった漢方薬の料金


漢方薬 種類 料金(30日分)

清心蓮子飲
(せいしんれんしいん)

散剤

12,600円/30日分

防已黄耆湯合青皮製剤
(ぼういおうぎとうごうせいひせいざい)

散剤

15,140円/30日分

一人ひとり 適応する漢方薬は 異なります